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この記事は locus に書いた なんでも屋 はじめますのネタバレありの追記です。
ネタバレなしの状態から本を読みたい方は 上のリンクのlocus の記事をご利用ください。

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山田詩子さんは、カレルチャペック紅茶店の店主。通販会社が企画した彼女デザインのグリーティングカードや食器などを買ったこともあります。とてもかわいくて、平和で、なんともいえない魅力のある絵をかかれます。
 彼女の記事(ベビカム)で スタイグの本が好きであることなどを知って、私もたまたま手にとったスタイグの本が好きだったからその後スタイグの本をたくさん探しました。そんな風に私が好きな山田詩子さんの絵が、残念なことにこの本にあっていないような気がするのです。

 というのも、この本。表紙の男の子を見て、てっきり小学生から中学生の子だと思ってしまったのです。物語の冒頭には車で旅に出るということが書いてあるのですが、免許証を取れない年齢の子どもでもお話の中では車で旅に出ることもありますものね。最初のバクの話しはなんとなく違和感を感じながらも読めたのですが、第2話の「ワンピースと古シャツと」を読んでから、どうにも違和感がきになりはじめました。そこではじめて、「主人公は男の子ではなくて若いお兄さんなんだな」と考えるとその違和感が消えることに気がつきました。

 つまり、主人公は子どもの視線からすると「大人と子どもの合間」にいる若いお兄さんなんじゃないだろうか。

各ページにちりばめられた、バク、いるか、カニ、くらげなどはいままでの山田詩子さんの印象通りのとてもかわいらしく夢があふれた絵だけに、山田さんの持ち味を生かしきれていないような気がして本当に残念でした。
 こんな風に感じるのは私だけかと思ったら、アマゾンのレビューにも絵のことを書かれている人がいて、私一人ではないんだな。と思いました。

 この本は物語と絵本の中間という感じのものです。良い絵本について、「絵と物語があっているか」というポイントがあるそうです。まさに、この本は 二つの才能がありながら生かしきれていないようにも思え、もう少し本の制作過程で練って欲しいと思いました。

もしかしたら、
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この2冊の方が山田詩子さんが好きな人にはオススメなのかもしれないなあと思いました。(私は双方未読です)
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